【アーカイブ配信】「行政への提案や戦略づくりはリアルロジックモデルが効果あり！」第三回「リアルロジックモデルで協力者が集まる戦略を作ろう！～リアルロジックモデル応用編２」

今、NPOで経営戦略づくりに使われているロジックモデルは、たんなる願望で作られる傾向が強まっていて、しっかりした根拠がないものが増えてきています。そのようなロジックモデルで事業戦略を作った場合、失敗したり、想定より成果が出ないときに、どこに問題があったかが不透明で、やり直しを難しくしています。

これは、常に不透明な状況でマネジメントしていかなければならないＮＰＯにとっては、大きなリスクとなってきています。

本講座では、リアルロジックモデルを使うことで、経営戦略が考えている手法・目的・インパクトなどの妥当性の高低がどれくらいなのか、どうやったら妥当性を高め、協力者をより集められるのかのテクニックを身につけます。

①ロジックモデルとその限界

②経営戦略策定へ向けたリアルロジックの重要性

③経営戦略における事業の妥当性を高めるためのテクニック

④合力を高めるための手段目的ツリーの可能性

1971（昭和 46）年秋田県生。上智大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程（満期退学）早稲田大学院公共経営研究科修了（公共経営修士：専門職）。全国各地の自治体で総合計画等の策定支援、行政評価システム構築、各種事業における合意形成、地域ブランド関連事業に従事。その他、民間企業におけるリサーチ・マーケティング関係の事業に従事。専門はマネジメント・マーケティング・各種リサーチ。

1994年シーズ＝市民活動を支える制度をつくる会を創設。NPO法、認定NPO法人制度、NPO法人会計基準などの制度づくりを主導。NPO支援財団研究会、日本ファンドレイジング協会などのNPO支援の仕組み創設にも携わる。

『協力のテクノロジー』（共著、学芸出版、2022年）、『改正NPO法対応ここからはじめるNPO会計･税務』（共著、ぎょうせい、2012年）、『NPOがわかるQ&A』（共著、岩波ブックレット、 2004年）、『NPO法コンメンタール―特定非営利活動促進法の逐条解説』（共著、日本評論社、1998年）、『「国家」の限界が見えてきた。』（共著、ダイヤモンド社、1997年）など著書多数

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