日時:2024年10月4日(金)19:30~21:30
場所:オンライン
参加費:無料
前回は、EBPM手法の効能と限界について議論しました。今回は、もっと現場感あふれる議論をしたいと思います。民間企業における組織変化のあり方です。最近、話題の「変革のジレンマ」を取り上げます。
アマゾンでは
新規事業開発をはじめ、企業変革の取り組みには様々なジレンマが付きまとう。なぜなら、私たちは長期的な問題への対処や地道な取り組みの大切さを薄々わかりながらも、日々の成果を求められるなかで、四半期ごとの予算達成や、次々と降りかかる短期的な問題への対処などを、どうしても優先せざるをえないからだ。さらに、企業の持続的発展のために取り組むべき複雑な問題の全体像は一概にはつかめないため、あるいは自分たちが問題を把握できていないこと自体がわからないために、大切な問題は後回しにされやすい。
具体的には、組織で働く一人ひとりが自ら戦略を考え、変化を生み出せるようになるために必要なことを、4つの実践のプロセスと、「多義性」「複雑性」「自発性」という3つの論点にもとづいて解き明かしていく。その際に参考にするのは、「ナラティヴ・アプローチ」や「ポジティブ・デビアンス」、「センスメイキング」をはじめとする独自性の高い理論であり、そこで示されるのは「組織をケアする」という新しい考え方だ。
今回も松原明さんとご一緒です。
ぜひ参加のほどを。