2026.01.25
強化スキル・ガイダンス
協力者との「絆」を深める技術とは?「強化スキル」の極意

この動画は(公財)トヨタ財団イニシアティブプログラム(2022年度)の助成にて制作しています
協力者との「絆」を深める技術とは?「強化スキル」の極意
「仲間を集めたものの、関係が長続きしない」
「活動への参加意欲をもっと高めてもらいたい」
プロジェクトやNPO活動、コミュニティ運営の現場では、このような課題に直面することがあります。
協力を広げるためには人を集めることが欠かせません。しかし、それだけでは活動は継続しません。
協力関係を育て、より強固な協力体制を築くためには、「強化スキル」が活動を継続的に発展させる鍵となります。
本動画では、「協力モデルキャンバス」を構成する要素の一つである「強化スキル」について、その考え方と活用の方向性を解説します。
「強化スキル」とは何か?
「強化スキル」とは、協力者や組織との関係を強化し、より熱心な協力者になってもらうための、協力者との関係強化を効果的に行うスキルです。
協力モデルキャンバスでは、協力の仕組みを設計する際に7番目に検討する要素として位置付けています。
なぜ「強化」が重要?鍵は「双方向性」
強化スキルの中核にある考え方は、双方向性です。
・活動の目的や方針、協力者に期待する役割、協力することで得られるメリット(利)をしっかりと伝える。
・同時に、協力者からのフィードバックを積極的に受け取り、それを活動に反映させていく。
このように、一方通行のコミュニケーションではなく、双方向の関係を意識して設計することが重要です。
ビジネス領域では、顧客エンゲージメント、カスタマーサクセス、コミュニティ施策、アンバサダー施策といった取り組みとして実践されています。
どのような場面で活用されるか
この「強化スキル」は、様々な分野で応用されています。
「強化スキル」は、NPO活動において次のような場面で活用できます。
・お礼・返礼
・感謝の集い
・受益者からのお礼への返信
・交流会
・表彰・感謝状の贈呈
・アンケートの実施
これらはいずれも、協力者の関与を深め、活動への参加意欲を高めるための取り組みです。
「拡大スキル」との連携
協力モデルでは、仲間を集める「拡大スキル」と、関係を育てる「強化スキル」は連続しています。
拡大スキルによって関心を持った協力者も、参加後の関わり方が設計されていなければ、残念ながら、離脱につながります。
協力者が「もっと関わりたい」と感じられるような関係づくりをあらかじめ設計しておくことが、協力モデルを維持・継続するために欠かせません。
まとめ
「強化スキル」と一口に言っても、学ぶべきことは多岐にわたります。
まず中核となる「強化の5Cフレームワーク」を学ぶことを推奨します。
そして、それを補完する要素として、以下のフレームワークを学んでください。
・強化の5Cフレームワーク
・イベントとコンテンツ
・フィードバックサイクル
・つながりのタイプ など。