目標開発フレームワーク

2026.01.28

目標開発フレームワーク

―思考が整理される! 「5つの箱」を埋めるだけの目標開発フレームワークとは?―

この動画は(公財)トヨタ財団イニシアティブプログラム(2022年度)の助成にて制作しています


チームの協力を生み出すためには「具体的で明確な共有目標」が不可欠です。

しかし、「いざ目標を作ろう!」と思っても、何から手をつけていいか分からなかったり、考えがまとまらずに結局曖昧な目標になってしまったり…ということはないでしょうか。

本動画では、誰でも簡単に、かつ論理的に共有目標を作成できる強力なツール「目標開発フレームワーク」について、解説しています。

本稿では、その要点を整理します。


「目標開発フレームワーク」とは、協力者が達成しようとする「共有の目標」を開発するためのフレームワークです。

以下ように、5つの箱で構成されています。

  1. 問題
  2. 目的
  3. 原因 
  4. 解決策 
  5. 目標

「目標開発フレームワーク」は、この5つの箱を順番に埋めていくことで、「共有の目標」を開発していきます。

問題:あなたが直面している問題は何か?

目的:あなたは、その問題を最終的にどういう状態にしたいのか?

原因:この問題が目的の状態になれない原因は何か?(一番に取り組むことに絞る)

解決策:その原因を解決できると考えられる策は何か?

目標:その解決策を採用した場合、実現する目標は何か? 

このフレームワークを使う上で、最も重要かつユニークなルールがあります。それは「各項目への記述は60字以内にする」ということです。

「もっと詳しく書きたい!」と思うかもしれませんが、あえて文字数を制限することが重要です。


動画で紹介されていた「新興団地」の事例を見てみましょう。

【事例】転入者ばかりで地域のつながりがない新興団地

① 問題:お互いに困ったときに助け合えず、困りごとが解決しない。

② 目的:お互いにいつでも気軽に助け合えるようになる。

③ 原因:新興団地で、つながりを作るきっかけがない。

④ 解決策:団地で定期的にお祭りを開催し、つながりを生み出す。

⑤ 目標:来年から毎年、住民の7割以上が参加する夏祭りを実施する。

このフレームワークを使うと、漠然とした問題が、具体的な行動計画にまで落とし込まれていく様子がよく分かります。

「つながりがなくて困っている」という漠然とした課題が、「住民の7割が参加する夏祭りを開催する」という、誰が見ても「何をすべきか」が明確に分かる目標へと具体化されました。これなら、協力者を募る際にも「この目標のためなら、手伝おう!」と思ってもらいやすくなります。


「目標開発フレームワーク」はシンプルなフレームワークです。

これを作れば、あなたが何をしたくて、協力を求めているのかが、誰にでもしっかり理解してもらえるようになります。

・「問題」「目的」「原因」「解決策」「目標」の5つの箱を順番に埋める。

・それぞれの箱は、要点を絞って60字以内で記述する。

本動画のコースでは、このフレームワークのテンプレート資料がダウンロードできるようになっています。

これらのポイントを意識して、あなたの頭の中にある課題やアイデアを「共有の目標」に変えられるように、整理してみてください。

ぜひ動画本編で詳しく学んでください。

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