2026.01.26
拡大の7Cフレームワーク
―協力者集めの「地図」を手に入れる―

この動画は(公財)トヨタ財団イニシアティブプログラム(2022年度)の助成にて制作しています
協力者集めの「地図」を手に入れる「拡大の7Cフレームワーク」
社会をより良くする活動を進めるうえで、協力者の存在は欠かせません。
しかし、「誰に」「何を」「どのように」協力を呼びかけるかを整理しないまま進めると、施策は場当たり的になります。
本動画では、協力アカデミーの講義の中から、協力者獲得の施策を体系的に設計するための考え方として、「拡大の7Cフレームワーク」を解説しています。
本稿では、その要点を整理します。
「拡大の7Cフレームワーク」とは
「拡大の7Cフレームワーク」は、協力者候補に活動の価値を伝え、協力につなげるための施策を、抜け漏れなく整理するためのフレームワークです。
構成要素は、次の7つです。
①Challenge(挑戦):自分たちだけでは実現できない、協力を呼びかける目標
②Cooperator(協力者):協力してほしい人や組織
③Contribution(求める貢献):具体的に求める協力内容
④Communication(コミュニケーション手法):協力の提案をどのように伝えるか
⑤Channel(ルート(場所)):その手法をどこで展開するか
⑥Cooperator gain(相利):協力者が得られる価値
⑦Campaign(広報宣伝):チャネル外に認知を広げる施策
フレームワークの全体像は、動画内で解説しています。
7Cを使った施策整理の考え方
動画では、7つの要素を縦に並べた「7×2の表」を用いて施策を整理する方法を紹介しています。

この表を埋めることで、施策全体の整合性を確認しながら、具体的な行動計画を設計できます。
特に、Communication(手法)とChannel(ルート)を明確に区別することが重要です。
例えば、チラシは手法であり、その設置場所がルートにあたります。
協力活動の出発点としてのChallenge
協力活動の基本として、自分たちだけでは実現できない目標に挑戦し、その挑戦への協力を呼びかけることが重要だと説明しています。
Challengeを明確に定めることで、残りの6つの要素を一貫した形で設計できます。
具体例:こども食堂のケース
動画では、新しく開設するこども食堂を例に、7Cフレームワークの活用方法を説明しています。
Campaign:市長とメディアを招いたオープニングセレモニー
Challenge:地域でこども食堂を新規に開設する
Cooperator:地域の子ども支援に関心を持つ人
Contribution:オープニング運営のボランティア
Communication:チラシ、市の広報誌
Channel:社会福祉協議会のチラシ置き場、ボランティアセンター、広報誌の各戸配布
Cooperator gain:地域での新しいつながりが得られること
まとめ
「拡大の7Cフレームワーク」は、協力者を集めるための施策を体系的に整理するための枠組みです。
最後は、自身の活動や課題を7Cの表に落とし込むことを提案しています。
詳しい考え方や進め方は、動画本編を確認してください。